こんにちは。中学校で美術教師をやっている、うさぎ先生です。
今までほとんどCGをしたことがなかったのですが、この度、ペンタブの購入を検討しています。
ペンタブ初心者がCLIP STUDIO PAINT PRO を使えるようになるまでの記録を追っていく記事です。
- ペンタブを使ってみたい
- お絵かきソフトを使ってみたい
- 板タブと液タブで迷っている
- One by Wacom使用者の感想を聞きたい
こんな人におすすめです。ぜひ最後までご覧くださいね。
購入したのはOne by Wacom
結論から先にお伝えすると、板タブのOne by Wacomという製品を購入しました。
こちらは必要最低限の機能に絞られている代わりに価格が5940円という安さで、わたしのような初心者にはぴったりの製品でした。
しかもタブレットだけではなく、お絵かきソフトも付属しているんです!
ここからは、購入に至るまでの経緯をご紹介しますね。
美術の先生なのに、CGできないの?
やる機会がなかった
「え、美術の先生なのに?」と言われそうですが、単純にやる機会がなかったんですよね。
大学では漆を専攻していたので、作品写真をPhotoshopで編集したりポートフォリオ用にIllustratorでページを作ったりということはしていましたが、一からパソコンで絵を描くことはなかったのです。
実は小学生の頃は漫画家になりたくて、中高生の頃まではそういう方向に行こうと思っていました。
もっぱらアナログでしたが、描いた漫画をりぼんやLaLaに投稿したり…。
アナログで描いた絵をスキャンしてPixiaで加工する程度にはデジタルと繋がっていましたが、2000年代って今ほどCGが広まってなかったんですよね。
しぃちゃんのお絵かきBBSを、マウスで一生懸命描いてました。
高校生の時に買ったintuosが使えず
興味はあったので、高校生の時に一度、お年玉でWacomのintuosシリーズを購入したことがあります。
でも、いざ家のパソコン(VAIO)に繋いだところ、認識されなくて…。
購入したお店に持って行ったところ、「VAIOとは相性が悪いことが多いんですよ」という回答が。
「そんなことある?!」と思ったけど、実際使えなかったので仕方がない。
もう、ただの板になったのです(;x;)
授業プリントに載せる図やイラストもデジタルだったら
就職して先生になってから、プリントに説明の図や賑やかしのイラストを載せる機会が多くありました。
そのたびに思ってたんですが、手描きして、それをスキャンして、Pages上もしくはPhotoshopで整えて使うのって手間が多くて面倒なんですよね。
Photoshopの知識もあんまりないし、スキャンしてからちょっと形を変えたいとか色をつけたいとか思った時にもなかなか不便で。
どうしても必要な時にはその都度手段を検索していましたが、「線画からデータだったらなぁ」と思っていました。
別の先生がペンタブでイラストを描いているのを見かけまして、CLIP STUDIO PAINT PRO 、通称クリスタというお絵かきソフトで描いていると教えてもらいました。
それまではクリスタって漫画を描くソフトというイメージでしたが、イラストも描けるし、最近はクリスタだけで作った映画があるんだとか。
使ってみたくなったので、タブレットの購入を検討し始めました。
板タブ?液タブ?
ペンタブレットには種類がある
■板タブ…「いたたぶ」
パソコンに繋いだ板にペンで描く。
どこに何を描いてるのか、慣れるまでちょっとわかりにくい。
■液タブ…「えきたぶ」
パソコンに繋いだ液晶画面にペンで描く。
画面に直接描くので、どこに何を描いているか一目瞭然。
液タブはその名の通り液晶がついているので、お値段が高いという印象がありました。具体的には、10万円レベルの買い物だと思っていました。
ところが某家電量販店で店員さんに話を聞いてみると「最近は液タブも安いですよ」とのことで、Wacomから4万円台のシリーズが発売されていました。
液タブって、便利だけどものすごく高いっていうイメージがあったので、びっくり!
店員さんからは初心者なら安価な板タブの方がいいとおすすめされたのですが、その板タブが2万前後。
正直その差額なら、液タブにしようかなってかなり揺れました。
30分ぐらい悩みましたが決められず、いろんな方のレビューを見てみることに。
商品レビュー記事を読んで検討
こちらの記事を参考に読ませていただきました。
参考液タブとペンタブの違いは絵を描くスタイルにある!丁寧な解説と人気製品を紹介 | テラストーリーズ
参考ワコムの液タブ『Wacom One 13』の違い・特徴・メリットとは?の件 | REACH_rh.com
参考【レビュー】Wacom Oneを買ったのでペン性能などを徹底チェックしました – 肉うどん
デメリットとしては、液タブは色調整とか接続がややこしいことが多いということと、板タブは手元を見ないと描けない人には慣れるまで時間がかかるとのことが挙げられていました。
また、液タブは机の上のスペースが広く必要だということも考えて、板タブに気持ちが傾いていました。
板と画面とのギャップがどうだろう?と思いましたが、ふと、MacBookの操作はトラックパッドだけで出来ていることに気付きます。
この距離感と同じ感じなら、板タブでもいけるんじゃないかなー?という気がしました。
板タブを買おう!という気持ちで改めて商品レビュー記事を検索していたところ、店頭では見たことがない商品に出会いました。それが今回購入することになる、One by Wacomです。
ムダを削ぎ落とした板タブ One by Wacom
こちらの記事で紹介されていた、One by Wacomという製品です。
参考今ペンタブ買うならワコムの「One by Wacom」がシンプルで安くて良い感じ! | イラストレーター生存戦略
必要最低限の機能で、5940円!安い!!
でもこんな商品、店頭になかったし…と思って調べてみると、なるほどWacomショップ限定の販売とのことです。Amazonや楽天にあるものも、ワコムストアからの販売となっていました。
描き慣れてさらに必要だと思えば上位機種を買えばいいかと思い、One by Wacomを購入しました♪
おわりに
今回は、デジタルイラスト初心者のうさぎ先生がOne by Wacom購入に至るまでをご紹介しました。
板タブと液タブの違いをまとめるとこんな感じです。
- 板タブ…「いたたぶ」
- 比較的安価
- パソコンと繋いだ板にペンで描く
- どこに何を描いてるのか、慣れるまで分かりにくい
- 接続が簡単で手軽に導入できる
- 液タブ…「えきたぶ」
- 比較的高価
- パソコンと繋いだ液晶画面にペンで描く
- 画面に直接描くので、どこに何を描いてるのか分かりやすい
- パソコンと液晶の色味を合わせる必要がある
- 机の上のスペースが広く必要
板タブや液タブの購入を迷っている方にとって、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。
実はこの後の設定で思いのほか手こずってしまうのですが…その模様は続きの記事でご覧くださいね。
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