こんにちは。
元美術教師のうさぎ先生です。
「ブログ初心者でもOK!」な情報をお伝えします♪
開 始 :2020年2月末
テーマ :Cocoon
スキン :おでかけレモン
サーバー:エックスサーバー
ドメイン:Xserverドメイン
Google :アドセンス/アナリティクス/サーチコンソール
パソコン:MacBook Pro 14inch 2021
ブログ開設から11ヶ月ほど経ちます。
今回は、以前から気になっていたPHPのバージョンアップについての話題です。
古いバージョンのPHPは危険?
そもそもPHPって何?
PHPというのは、サーバー側のスクリプト言語のことだそうです。
WordPressがCocoonが……と言うものではなくて、利用しているサーバーの方で設定する要素だということですね。
WordPressダッシュボードのサイトヘルスに、半年ほど前からでしょうか。こんな表示が出ていました。
サイトがPHPの古いバージョン(7.2.29)を実行しており、更新をおすすめします
しかし重大なエラーではないと思われることと、聴き慣れないPHPという言葉になんだか難しそうだと感じてしまったことで、わたしは2020年2月末のブログ開設から一度もバージョンアップをしていませんでした。
更新するメリットは?
サイトヘルスステータスによると
PHPの新しいバージョンはより高速で安全なため、最新の状態を維持することにより、サイトの全体的なパフォーマンスとセキュリティが向上します。
とあります。
表示されていたPHPの更新についてさらに詳しくというリンク先を読むと、“パフォーマンスは3〜4倍に向上する”そして“古いPHPはハッカーの標的になったときのための最新のセキュリティが含まれていない”とのこと。
古いPHPのままだと遅いし、しかも危ないよ!
ってことですね。
これを読むと「あ、更新した方がいいんだな」って素直に感じました。
しかしそうは言っても、初めてのことなので心配です。
Cocoon公式フォーラムを見てみたところ、幸いなことにPHPの更新について触れられているトピックがありました。
参考 推奨PHPバージョン | Cocoonテーマに関する質問 | Cocoon フォーラム
やはりPHPというのは最新版に更新しておいたほうがよさそうですね。テーマ作成者さんがおっしゃることには説得力があります。
もしも仮にエラーが出たとしても、サーバーのコントロールパネルから容易に元に戻せるそうです。
Cocoonフォーラムには本当に
いつも助けられています。
容易に戻せるならやってみよう!
このままずっと古いバージョンで運営し続けるわけにはいかないのでしょうし、思い切ってPHPを更新してみることにしました!
PHPを更新する前に確認すべきこと
リスクを減らすために
先ほどのPHPの更新についてさらに詳しくのページに、PHPを更新する前に読むべき項目が用意されていました。
バージョンアップ前にリスクを減らす方法が4つ紹介されています。1つずつ確認していきますね。
①バックアップを作成する
WordPressのメジャーアップデート同様、大きな変更をする前には必ずバックアップを取りましょう。何が起こるか分かりませんからね。
わたしが利用しているバックアッププラグインは《UpdraftPlus》で、通常時は週に一度バックアップを取るように設定してあります。
バックアップの保存は6件分にしているので、1ヶ月半ほど前まで遡れる状態ですね。
バックアップ先には、Google Drive(無料分は最大15GB)を使っています。
公式 UpdraftPlus |wordpress.org
今回は手動でバックアップを取りました。
②WordPress 本体、テーマ、プラグインをアップデートする
WordPressもCocoonもプラグインも、最新にしておきます。
わたしはつい先日、WP5.6に更新したところでした。
PHPの更新とタイミングが前後してしまわないように要注意ですね。
③PHPの互換性をチェックする
WP公式では《PHP Compatibility Checker》なるプラグインが紹介されているのですが、そもそもこの《PHP Compatibility Checker》の検証済み最新バージョンがWP5.2.9(2021/1現在の最新は5.6)ということで、しばらくメンテナンスやサポートがされていないかもしれないようです。
それってどうすれば……?と迷いましたが、結局わたしは使いませんでした。
公式 PHP Compatibility Checker|wordpress.org
④PHP互換性の問題を修正する
こちらは③のプラグイン《PHP Compatibility Checker》でエラーが出た場合の修正とのことでしたが、“該当するテーマやプラグインの開発者に連絡し、調査を依頼してください”とありまして、正直わたしに調査を依頼なんて出来る気がしなくてですね……。
これもあって、③と④はスルーしてしまいました。
みなさんが更新なさる際には改善されている可能性もあるので、ご自身で調べてみてくださいね。
公式 PHP バージョンの更新|WordPress公式
PHP切替方法は、レンタルサーバーごとに異なる
さて、冒頭にも書いたようにPHPの更新はあくまでサーバー側ということで、ここでWordPressの出番はおしまいです。
こちらのページのサーバー一覧に利用中のサーバーがない場合は、自身でレンタルサーバー宛に問い合わせる必要があるそうです。
ぱっと見た感じだと、ConoHa WING・MixHost・ロリポップ・お名前.comなど、聞いたことがある有名なサーバーはどれも該当しているように思いました。
わたしが利用しているエックスサーバーも、無事リストにありました。
ここからはエックスサーバー公式ページの手順に沿って、実際に更新していく様子をご紹介しますね。
エックスサーバーのPHP更新手順
①利用できるPHPバージョンを確認
まずはPHPバージョンの確認をします。
今はPHP7.2.29ということで、なんとその一世代前の7.1.xは利用を推奨しないとまで言われてしまっています!そんなに古いってことなのか、PHPは新陳代謝が早いってことなのか……?!
これはなかなか危なかったかも。
更新に踏み切ってよかったです!
②PHPは、「更新」というよりは「切替」
Cocoonフォーラムでわいひらさんが書いていらしたように、戻すことも容易ということから《更新》ではなく《切り替え》となっているようです。
万が一プラグイン等に支障が出たら、PHP7.2.29に切り替えればいいってことですね。
③サーバーパネルにログイン
ログイン後、「PHP Ver.切替」を選択します。
更新ではなく切り替えという表現になっていますね。
④変更希望のバージョンを選択する
「設定対象ドメイン」を選んで、「最新(推奨)のPHP」を選びます。
とっても簡単ですね!
強いて言えば、複数のドメインをお持ちの方が一部のドメインのみを切り替える場合は、選び間違えないように注意してくださいね。
サイトヘルスステータスが「すばらしい」に!
サイトヘルスステータスはご覧の通りです。
すばらしい!なんて、初めて見ました。
気持ちがいいですね♪
おわりに
今回は、ブログ初心者がエックスサーバーのPHP切り替えをおこなう様子をご紹介しました。
思ったより簡単でしたし、ダメなら元に戻せるっていうのがいいですよね。
PHPの更新を考えている方の参考になれば幸いです。
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