こんにちは。
元美術教師のうさぎ先生です。
教師ならでは文房具はいろいろありますが、特に用意したいのが「先生スタンプ」です。
「みました」「よくできたね」「もうすこし!」などなど…さまざまな種類がありますよね。
先生との思い出を振り返った時に、宿題のプリントや小テストに押された先生のハンコが印象に残っているという人も案外多いのではないでしょうか。
わたしは中学生の時に、
英語の小テストに押された
「不合格」というかわいいカエルの
ハンコが思い出深いです…笑
わたし自身は就職した際に市販の浸透印タイプのものを購入して使用していたのですが、いろいろ不便があって、一年ほど経った時にオリジナルスタンプを作ったんですよね。
このオリジナルスタンプがとても便利で耐久性もあって、退職するまでの7年間ずっと愛用し続けることができたので、「先生スタンプ」について調べている方のヒントになればと思い、記事にまとめることにしました。
- 「先生スタンプ」について知りたい
- 浸透印と普通のハンコ、どっちがいい?
- 自作の消しゴムハンコでも活用できる?
- オーダーメイドのハンコって何円ぐらいする?パソコンが必要なの?
ハンコに関するこんなお悩みを持つ方におすすめの記事になっています。
ぜひ最後までご覧くださいね。
先生スタンプって何?
「みました」「再提出」といったはんこが、「先生スタンプ」「ごほうびスタンプ」「ティーチャースタンプ」などの名称で売られています。
学校の先生以外に、塾やピアノ教室などでも利用されているようです。
わたしはミッフィーちゃんが好きなので、新任の時にこちらの「こどものかお・ブルーナ浸透印」のシリーズを購入しました。
文房具店や雑貨屋さん、意外とおもちゃ屋さんでも取り扱っていることがあります。
ポピュラーな商品ですが、新卒だった当時のわたしはだんだん不便さを感じ始めるのです…
市販の先生スタンプの不便だったところ
浸透印はインクがすぐなくなる
浸透印はポンポンとリズムよく手軽に推せるのがメリットではありますが、仮に毎日40人分のプリントにハンコを押すとすると…
40人×5日×5週として毎月約1000回の押印です。
教科やデジタル教材の導入量にもよるとは思いますが、もっと頻繁に押すよ!という先生も少なくないですよね。
浸透印のいわゆるシャチハタタイプのはんこって、あっというまにインクが出なくなるんです…><
補充インクの使い勝手もいまひとつ
もちろん純正の補充インクも購入しました。
でも、補充したばかりの時は濃くなりすぎるし、じわじわ浸透させて補充するので地味に時間がかかるし、補充頻度が高いので使い勝手が悪く感じて…
あと、押す際にプリントの印刷インクや鉛筆などの成分がハンコの表面についてしまうからなのか、一年も経つと補充インクの吸い込みが悪くなったとも感じました。
ポンポン押せて楽ですが、耐久面で劣るんですよね。
使用頻度にもよるでしょうが、
シャチハタタイプの浸透印は
1〜2年で買い換える前提で
購入した方がよさそうです
市販品は生徒が持っている場合も
このミッフィーちゃん、「ママも同じスタンプ持ってるよ!」という生徒がいたんですよね。
浸透印に限らず市販品であれば当然のことではあるのですが、もうちょっと特別感が欲しいなって思うようになったんです。
それに、生徒を疑うわけではないのですが…万が一「提出したもん!ほらハンコあるし!」と偽造されてしまうと嫌だな…という不安もあったんですよね。
提出物は「平常点」という
成績の一部に含まれていたので
ややこしい事態にしたくなくて…
オリジナル先生スタンプ検討①:名前入りのデーター印
検印といえば、こちらの日付と名前が入ったタイプのハンコもメジャーですよね。
「データースタンプ」「データー印」「日付印」「回転印」などの名称で売られています。
耐久面では申し分ないのですが、「△△年」の部分がずっと使えるわけではない仕組みのものもあるみたいで、長くは使えないのかな?と感じました。
あと日付の調整を間違えそうな気もして…
なにより、わたしが購入を検討していたのは10年ほど前になるので、その頃は事務用品感の強い無難なデザインしかなかったんです。
今ならこんなふうにイラストがついた、かわいいデザインのデーター印もあるんですけどね。
美術教師としては、他の先生とは一味違った感じにちょっとこだわりたくて…
当時のわたしはデーター印タイプを選びませんでした。
オリジナル先生スタンプ検討②:手作りの消しゴムはんこ
実は、消しゴムはんこ作りも迷ったんですよね。
カットしやすくなっている消しゴムはんこ専用の消しゴムも発売されていますし、作るのが楽しそうだとは思ったのですが…
なにせ毎日毎日押す回数が多すぎて、耐久面で不安があったんです;;
毎年作り直すようなものではなく
一度作ったらそのままずっと
長く使いたかったんですよね…
結論:オーダーでオリジナルティーチャースタンプを作る!
先生のマイキャラデザインのハンコ
そんなわけで、わたしはオリジナルはんこを作ることにしました。
作ると言っても自分で彫ったわけではなく…
これ、オーダーメイドなんです!
←このキャラです!
生徒にはおなじみのうさぎ
だったんですよ♪
1つ660円から、パソコンがなくても入稿可能、耐久性バッチリ!
自作イラストを送れば1つから注文ができるし、660円と安価だったので、こちらの大谷印舗のオーダースタンプを注文しましたよ。
イラストゴム印【入稿サポートあり】オリジナルオーダースタンプ 大谷印舗
入稿はデータ・スマホ・郵送が選べるところも魅力で、illustratorがなかったり、パソコンに詳しくなかったりしても安心して入稿(注文)できます。
わたしが作った3つのハンコは
「コピー用紙にペンで描いた絵」
をハンコ化したものです!
当時はパソコンに不慣れでしたが、
説明通りにやれば簡単にできました♪
オリジナルキャラクターイラストの他、似顔絵やイニシャルのマークを使ってもいいですね。
3cm×3cmまでなら660円で作成可能なので、先生スタンプとしては十分な大きさです。
これまで何千回、いや何万回…とにかく毎日何度となくスタンプを押しましたが、とても丈夫でまったく欠けることなく使うことができました!
辛口・甘口・方言・おもしろスタンプも作れる
オーダーハンコというとイラスト入りじゃなければならないイメージがあるかもしれませんが、イラストを入れずに文字だけでもOK!なんですよね。
定番の「みました」「再提出」「がんばろう」以外に、独自の辛口・甘口な言葉にしたり、方言のセリフにしたりしても面白いですよね。
他には、教科独自の「再実験」「音読テスト」のような言葉も選べます。
イラストにしろ文字にしろ他の先生と絶対に被らないので、生徒の印象に残りやすくなりますよ。
好みに合わせて持ち手も選べる
わたしは通常の「ウッドエースのべ台木」にしました。
背面に見出しイラストが付いているので、印面内容や向きが一目で分かって便利なんですよね。
ただ、こちらの写真を見ていただくと分かるように、経年劣化は感じました。
ハンコを押す分には支障ないのですが、気になる人は追加料金で「ニギリ台」をつけるとよりきれいに使い続けられそうですね。
個人的には、印面内容や向きが
パッと分かる方がよかったので
通常の台木で問題なかったです!
まとめ・おわりに
今回は教師の文房具の定番である「先生スタンプ」について、浸透印にはない便利さがあるオーダーメイドのオリジナルスタンプについてご紹介しました。
わたしが作った大谷印舗さんのオーダーメイドスタンプの魅力をまとめると、こんな感じです。
個人的には、一番の魅力は生徒の印象に残りやすいことだと思っています。
ただの検印ではあるんですけど、コミュニケーションの一つになる感じがするんですよね。
新学期に、生徒から名前より先に
「うさぎのはんこの先生だ!」と
覚えられていたこともあります♪
最近だと名前+イラストのセミオーダータイプのハンコも増えているので、オーダーメイドまではいらないかなっていう方にはそちらもおすすめです。
犬や猫などの動物の他、ポケモンやすみっコぐらしなどキャラクター物も続々発売されていますよ。
「先生スタンプ」について知りたい方にとって、この記事が少しでも参考になると嬉しいです。
イラストゴム印【入稿サポートあり】オリジナルオーダースタンプ 大谷印舗
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