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うさぎ先生が先生を辞める理由・後編

中学校の美術の先生を辞める退職の決意考察・気持ち

こんにちは。この春に美術教師を退職する、うさぎ先生です。

「前編」の記事はこちら↓です。

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私立学校あるある?講師だらけ。

他の先生も大変・・・有期雇用の増加

ワークライフバランスが取れない、仕事を減らせない、でも誰にも仕事を振ることができない・・・。

そんな状況に追い込まれるうさぎ先生。

しかし、わたしだけが大変なわけではなく、他の先生もいろいろ抱えていました。
少子化の影響でこれから生徒数増は見込めないとのことで、わたしが就職した2012年に比べて、どんどん有期雇用の講師が増えていきました。しかもその期間を満了することもなく、1年2年で辞める講師も続出していたのです。
もちろん、従来からあった産休代理や育休代理による有期雇用も、普通にあります。
そうなると当然、時間も手間も余裕がなくなり、教諭がしんどくなります。

でも、引き継いでも引き継いでも、講師は辞めてしまいますだって、有期雇用ですから・・・。
どこかで無期雇用で雇ってもらえるって決まったら、そちらに行ってしまいます。それに、仕事は減っていないのに有期雇用にしちゃうから、仕事量に耐えられずに・・・という姿だってよく見かけました。

世間では人財なんて言って、研修期間があったり、教育係がいたりするらしいですが、うさぎ先生の学校では・・・(たとえ新卒であっても)即現場即戦力でした。

美術の教諭は1人

美術に関しても・・・たしかに有期雇用の講師の先生はいたのですが、教諭わたしだけでした。

カリキュラムを変えたいとか、成績処理の方法とか、授業をお互いに見せ合って改善とか、そういったことがなかなか円滑に進みません。
もちろん、一生懸命取り組んでくれる講師の先生はたくさんいて、本当に献身的にやってくださる先生もいたのですが、有期雇用なので・・・期限が来れば辞めることになってしまいます。一丸となって!の前に、辞める日が来ちゃうのです。

中高一貫校だったので高校には別の教諭がいましたが、義務教育である中学校とはまた性格が違っていたので、あくまでも中学は中学、という具合でした。

ですから教科の主任が・・・なんて言われるとわたししかいません

今、大体700人を超える中学生の美術の授業を扱っていますが、これが30年が続くとなると・・・わたしは一体これから何千人の授業に対して、1人で責任を負うことになるんだろう。
あと30年続けたら、30年の中でどれだけ仕事仲間が変わるんだろう。

長期間に渡って同じ人が協力してくれる、という安心感がない。これは正直、恐怖でした。

引き継ぎとか、新人研修とか

私立学校あるあるなのか勤務校だけなのかわかりませんが、そもそもあまり《引き継ぐ》という考え方がないんですよね。

以前は私学の先生って、めったに辞めなかったそうです。
転勤や異動がどうこうっていうことはほとんどなく、入るか辞めるかだけ。そういう時代が長かったようです。
適度に、40年続けられるレベルでしか仕事をやらない、と明言する方もいました。

「えっ・・・!」と思っていましたが、でももしかしたら、そのほうがクレバーなのかもしれません。
実際、わたしは8年でもう、しんどくなってますから(^ x ^;)

そういう場所ですから・・・引き継ぎシステムが作られてない、新人を育てる環境(教育係をつける、研修を受けさせるなど)が転勤前提の公立に比べると少ないのです。
せっかく無期雇用で採用されていても、十分なサポートがないまましんどくなってしまって、早い段階で辞める先生もいました。有期雇用であっても、期限が来る前に辞める先生もいました。
サポートされていない他の先生のサポートを積極的に行うことで、ご自身がしんどくなってしまって辞める先生もしました。

「生徒にとってはみんな等しく《先生》だから」というのはわかるのですが、それは新しい先生の心構えとして思うことであって・・・。
生徒の前でみんな等しく《先生》であれるように、雇う側からはしっかりとしたサポートが欲しいものです・・・。

せっかく育てた先生が別の学校に行ってしまって学校として悔しくないの?と上に対して思うこともありましたが、パワハラ報道などの影響か、引き止めるということは難しいそうです。
それでもせめて感情としては、悔しいから、次の人財は逃さないように・・・と思っていてほしいですが。
いくら生徒が集まっても、先生がいないと、学校が成り立たないよね・・・。

挑戦しづらい環境

そして・・・いろいろなことに挑戦しようとするたびに、「他の先生・新しい先生にもできることにして」と言われることも増えました。

何も自分の受け持ち授業だけ、自分のクラスだけに特別なことをしようとしていたわけではなく、生徒の状況に応じて変えていきたいブラッシュアップしていきたいと考えて、若輩者なりに試行錯誤していたわけなのです。
授業だって学級運営だって、毎年同じではありませんからね。

しかし、そうやっていろいろ変えていく様子を見て・・・「他の先生・新しい先生にもできることにして」と言われてしまったのです。あんまり変えないで、と。

組織なのに、企業なのに・・・(私立なので公務員ではない)、校長とか、分掌部長とか、そういうポジションならわかるけど、「こんなぺーぺーの新人の仕事なのに、こんなに《他の人ができない》ってことある??」という疑問がありましたが、 もう、他の教科の先生もみんないっぱいいっぱいでした。

挑戦しづらい職場っていうことに、なんだか後退しているような気にもなり、そわそわして不安でした。

あと30年、続けられる・・・? 悩むうさぎ先生。

他の人に振ることができる仕事がほとんどない。

わたしの残業を減らすことは難しい。

残業しないとしたら、仕事がありすぎるために、きっとどこかにほころびが出る。

ほころびが出た状態で続けるのは嫌だし、生徒や保護者に失礼だと思う。

さらに、別の記事に書いたような、美術の先生の窮屈さも感じている。

うーん・・・

恐怖、不安、窮屈・・・

このままだと悪循環!!!

これから先、仕事が減ることはないだろうから、
もっと悪循環になる!!!

いろいろ気になるけれど・・・あの子もこの子も気になるけど・・・

辞 め る!!!

おわりに・・・うさぎ先生、3月に辞めます。

私立の採用試験は、夏に一斉実施の公立と違って、都度適宜行われます。
冬に試験を実施することもありますが、もう本気で教員目指す人は皆就職先を決めてしまっている可能性が高いことから、絶対に夏に採用試験をしたいと思い、2019年5月には退職願を出しました。

前回の記事にも書いたように美術の先生へのいろいろな目がありますから、「 辞めるからって手を抜くんじゃ・・・」とか言われたくなくて、周りの先生にもぎりぎりまで隠していました。

どちらかというと、「辞めるからこそ、残り時間が少ないからこそ、頑張れる」と思うんですけどね。

生徒には卒業式の日に、うさぎ先生も一緒に卒業するよと、伝えようと思っています。

コメント

  1. ねぃ より:

    うさぎせんせいさんへ

    8年間本当にお疲れ様でした
    なんでしょう…
    少しウルウルしました

    前編でも感銘した事は
    誰かを悲しませる為に
    ブログを書くのではない

    わたしもそう心がけて書いてます
    あ!たまに怒られてます
    何度か謝罪記事もあげた事あります

    話が逸れました
    一度しかない人生ですもの
    悩みつつ自分を見失った時があったとしても

    死ぬ時に
    うん!わたしは頑張った!
    そう思える様になりたいと
    一度死を目の前にした時に
    泣いて生きたいと懇願したから
    次は満足して終えたいと思います

    …とへんな話をしたので
    うさぎせんせいの絵が可愛い
    理由がわかりました

    って締めさせていただきます
    これからもブログ応援しています

    • うさぎ先生うさぎ先生 より:

      ねぃさん

      こんばんは!
      後編まで読んでくださって・・・ありがとうございます!

      勉強のためにと教育系のブログを検索した時に、やり方が悪かったのか、
      誰かへの文句や愚痴、批判が本当に多くって・・・。

      辞めること=逃げること にも感じていろいろ迷ったのですが、
      そういうことを書かざるを得ない状態になる前に辞める決断をしたことを、
      今は正しい判断だったと思っています。

      生きていれば生徒たちにもそのうち会えるだろうし・・・と思いながら
      その時に恥ずかしくないように、
      別の道でこんなふうに頑張ってたよって胸を張って言いたい。
      暴露ブログだと、それは出来なかったな・・・
      そんなふうにも思います。

      死ぬとき・・・
      ねぃさんが仰ると、なんというか説得力?があります(;x;)
      ずっと思春期の女子に囲まれていたせいか、
      死ぬことへの恐怖が拭えなくて、
      今でもベッドに入ってから怖くなったり・・・

      ・・・あれ、わたしもへんな話を・・・
      ペンタブ練習中なので、ドラクエの絵も描いてみたいなと思っています。

      たくさん読んでくださって
      コメントまでくださって
      ほんとうにありがとうございます♪♪

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