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macOSをMontereyからSequoia(12から15)にアップグレード!作業備忘録2025年9月

MontereyからSequoiaにアップグレード方法不具合 ガジェット・雑貨
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こんにちは。
元美術教師のうさぎ先生です。

わたしが使っているMacBook ProのmacOSはMacOS Monterey 12(12.6.3)そしてブラウザはSafari(16.3)ですが、そろそろ使用しているソフト等が非対応動作保証対象外になってきました。

MontereyからSequoiaにアップグレード方法不具合

macOS・ブラウザ共に古すぎるんですね;;

2025年9月11日現在の最新は、
MacOS Sequoia 15(15.6.1)
そしてSafari(18.6)のようです

実は2023年にMonterey→Venturaにアップグレードしたことがあるのですが、直後にフリーズや再起度を繰り返すようになり、結局OSのダウングレードをすることになってしまった…という大変だった経験があり…

しばらくOSのアップグレードはしないでおこう!」と考えて、今に至ってしまったのでした><

この記事の時ですが、
あれから3年ぐらい経つので…
もうそろそろ
更新しないと、
逆に不具合が出てしまいそうです

そんなわけで重い腰を上げてMacOSとSafariを更新することにしましたが、前回同様に不具合が出るかも?と想定して、アップグレードの際に必要だった準備や確認事項、実際の作業についての備忘録を記事として残しておくことにします。

アップデートとアップグレードの違い

ついつい何でも「アプデ」と呼んでしまいますが…

アップデート
→セキュリティ修正や機能改善などの小規模な更新
アップグレード
→新しいメジャーバージョンへの移行

とのことらしいので、MontereyからSequoiaは“アップグレード”なんだそうです!

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わたしのMacBookPro環境について

製品によって挙動が異なる場合もあると思うので、わたしが今回アップグレードしたMacBook Proについて記載しておきますね。

  • MacBook Pro(14インチ/2021)
  • Apple M1 Proチップ
  • Appleシリコン搭載
  • メモリ16GB/ストレージ1TB
  • 10コアCPU16コアGPU搭載
  • 2022年8月に購入
  • Monterey12.6.3Safari16.3を使用中

なお、macOS Sequoia 15に対応しているMacBook Proは「2018年以降に発売されたモデル」です。

MacOS Monterey 12が非対応になってきた2025年

クリスタの動作保証macOSは3バージョンまで

お絵かきソフトのクリスタ(CLIP STUDIO)では、最新バージョンを含む3つのmacOSバージョンをサポートすることになっています。
公式 [2025年秋以降]CLIP STUDIO シリーズ動作環境変更のお知らせ – CLIP STUDIO 公式サポート

MontereyからSequoiaにアップグレード方法クリスタmacOS不具合

すでにmacOS 12への対応を終了していて、2025年秋にはmacOS 13も動作保証を終了してしまうとのことでした。

MontereyからSequoiaにアップグレード方法不具合

クリスタを起動するたびに、警告が出ます…

Google Workspace のサポート対象ブラウザ(Safari)は2バージョンまで

Googleスプレッドシートなどにも関係するGoogle Workspaceは、macOSではなくブラウザの話になりますが、最新バージョンとその1つ前のバージョンがサポート対象です。
公式 Google Workspace のサポート対象ブラウザ – Google Workspace 管理者 ヘルプ

MontereyからSequoiaにアップグレード方法不具合

macOSの更新を止めているということはSafariの更新も止まっているので、いまもSafari16.3なのですが、最新はSafari18.6だそうです。つまり今現在は17と18がサポート対象ってことですね。

ちなみにSafariの場合はサポート対象外だとしてもGoogle Workspaceの動作は快適で、ただし以下の機能には対応しなくなるとのことでした。

  • ユーザー補助ツール(スクリーン リーダーなど)
  • Gmail、カレンダー、ドキュメント、スプレッドシート、スライドへのオフライン アクセス
  • Gmail のデスクトップ通知

気づかなかった!Montereyの最新ですらなかった

OSのアップグレードが怖くなったので、これまでソフトウェアアップデートの通知をとにかく無視していたのですが…

実は使用しているバージョンはMontereyの中でも最新のものではなかったということが、今回のアップグレード計画で初めて分かりました。今更すぎる…

MontereyからSequoiaにアップグレード方法不具合

あ、12.7.6がありますね…!
(使用しているのは12.6.3)

OSのアップグレードまではしないにしても、せめてこれだけはやっておけばよかったです;;

macOSアップグレード前にすること

各種データのバックアップ(外付けHDD)

OSアップグレード中に予期せぬ不具合でデータが消失したり、不具合により初期化を余儀なくされてしまったりする可能性は十分に考えられます。

わたしは普段から写真やイラストなどのデータを外付けHDDに二重に保存していますが、万が一に備えて再確認しました。

通常であればTime Machineも併用しているのですが、これもmacOSが古すぎることが起因したのか外付けHDD自体が古すぎたのか、つい先日壊れて反応しなくなってしまったんですよね…

PCに万が一のことがあっても最新データは外付けHDDにあるので、今回はTime Machineなしで進めることにしました。

十分なストレージと安定した電源・ネット回線の確保

アップグレードには余裕ある空きストレージ容量と、安定した電源供給が必要です。

今回のMonterey12.6.3→Sequoia15.6.1では11.16GBが必要だそうです。

MontereyからSequoiaにアップグレード方法不具合

この表示を目安に、余裕を持ってストレージを開けておきます。

そしてMacBook ProなどのノートPCであっても、必ず電源アダプタに接続して実行します。バッテリーのみでアップグレードを行うのは危険です。

もし可能であれば、Wi-Fiよりも有線LANを使用したいところですね。

クリスタのパレットとワークスペースの保存(無料のクラウドサービスが便利)

クリスタの「クラウドサービス」はクリスタのアカウントを持っていれば全員が利用することが出来るサービスで、最大容量は10GBです。

MontereyからSequoiaにアップグレード方法不具合

この「クラウドサービス」を使用して、クリスタの設定(カラーセット、ワークスペース、ショートカットなど)をバックアップすることができるんですよね。

実は前回macOSをVenturaにアップグレードした際には、なぜかクリスタのパレット表示がすべて消えてしまったんです…

メニューバー>ウィンドウを見ても「カラーセット」や「サブツール」といった項目の左側には有効になっている印のチェックマークが付いていたので、単に初期化されたというよりは表示に何らかの不具合が生じているような感じでした。

このときは「ワークスペースの登録」をし直すことでなぜか復活できたのですが、肝を冷やす体験でしたので、カラーセットとワークスペースをあらかじめ登録しておくことの大切さを学んだのでした。

すべての外部機器を外す

不測の事態に備えて、外付けHDD・ペンタブ・外部モニターなど、すべての外部機器を外しました

macOSをMontereyからSequoiaにアップグレード!

いざ!アップグレードです!
(Monterey12.6.3→Sequoia15.6.1)

MontereyからSequoiaにアップグレード方法不具合

大体1時間ぐらいで、再びMacが使えるようになりました。

MontereyからSequoiaにアップグレード方法不具合

幸い、動作は問題なさそうに見えます。

少なくとも、前回のMonterey→Venturaの時のような再起動を延々と繰り返すようなことはありませんでした。よかった…

MontereyからSequoiaにアップグレード方法不具合

「設定」の表示がiPhoneに似たデザインに変わっていますね。自動アップデートされるようになっていましたが、設定はいつでも変更できます。

内蔵ディスプレイの壁紙設定が
なぜか消えてしまっていましたが
それ以外は大丈夫そうです

テキスト入力時の漢字変換の表示一覧に罫線がついたのが、地味に慣れないですね…

MontereyからSequoiaにアップグレード方法不具合

Safariのほうは逆に枠線が限りなく薄くなっているところがあって、これも慣れるまで見づらそう;;

今のところApple Intelligenceはオフにしていますが、これがSequoiaの目玉機能だったそうなのでそのうち使ってみるかも?といったところです。ウインドウのタイル表示機能も気になっています。

macOS Tahoe 26、もう次が来る!

この記事を書いているのは9月11日なのですが、なんと9月16日には新macOS Tahoeがリリースされるのだとか!Liquid Glassを採用した新しいデザインになっています。
公式 OS – macOS Tahoe 26 – Apple(日本)

最新のTahoeからはmacOSのリリース年の西暦下2桁をそのままバージョン名にするそうで、OS15からいきなりOS26になります。ちょっと不思議な感じがしますね。

リリース年と言いつつ2025年の「25」ではない理由は、Appleの会計年度の問題や、未来志向の意味合いを含ませるためだそうです。

わたしは元々リリースされたばかりのバージョンの更新に対してはなにかと慎重派なので、まだしばらくはSequoiaを楽しみたいと思います♪

Tahoeは“タホ”と読み、
北米で最大の高山湖の
名称なんだそうですよ

おわりに

今回はMacBook Proで使用しているmacOSをMonterey12.6.3→Sequoia15.6.1にアップグレードした際に必要だった準備や確認事項、実際の作業についての備忘録的記事でした。

MontereyからSequoiaにアップグレード方法不具合

2023年にMonterey→Venturaにアップグレードした際には不具合に見舞われてしばらく大変でしたが、今回はうまくいったようです。

クリスタ・Googleスプレッドシートなども問題なく起動できましたし、ほっと一安心です。

macOSのアップグレードについてお悩みの方にとって、わたしの経験が少しでも参考になると嬉しいです。

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