こんにちは。
元美術教師のうさぎ先生です。
先日CLIP STUDIO PAINT PRO を使って作成したLINEスタンプを「LINEクリエイターズマーケット」に申請して、実際に販売できるようになりました。
ところが実は、スタンプの画像にミスが発覚して…
タイトルや説明文などの文字情報は販売後も修正できるのですが、画像の差し替えには大きなハードルがありました。
しかも検索で見つけた情報にはなかった、タイトルに明記しなければならないキーワードが新たに追加されていたのです!LINEスタンプ界隈は新陳代謝が激しいんですよね;;
- 自作イラストでLINEスタンプを作っている
- LINEスタンプの画像を差し替えたい
- 修正版のリクエスト後にリジェクトになった
こんな人におすすめです。
LINEスタンプの画像差し替えについて知りたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
販売開始後に、スタンプ画像のミスが発覚
ミスと言っても、軽微といえば軽微なのですが…
ミス画像のほうは背景部分のレイヤーマスクをつけ忘れていたせいで透過されず、白く縁取りのような部分が残ってしまったのです;;
レイヤーマスクについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
他の画像はほぼ透過で、
これだけ背景の色をつけた
スタンプだったので…
見落としてしまいました…
スタンプの使用に際してすごく差し障りがあるものではありませんが、作者としては一度気になると気になってしまうっていう…
そんなわけで画像の差し替え方法について調べることになったのですが、結論から言うと画像の差し替え自体は出来なかったのです。
それでは一体どのように対処したのか?という部分が気になると思いますので、実際の方法を詳しくご説明していきますね。
スタンプ販売開始後の修正はできる?
文字情報は後から変更可能
まずタイトル・説明文・タグなどの文字情報については、再審査は必要にはなるものの販売開始後も編集可能になっています。
たとえば誤字脱字の修正以外にも、「うさぎのばにら」を「うさぎのばにら1」にするなどシリーズナンバリングの文字を付け足すといった場合でも、文字の編集になるので再審査ということになります。
再審査中は、販売中止にする必要はありません。
わたしは販売開始後にタグ情報を追加して審査をし直してもらいましたが、タグ設定前に購入した場合はスタンプを再ダウンロードしないとタグが反映されませんでした。
LINEの設定>ショップ>スタンプ>マイスタンプ編集から一度スタンプの削除
→その後、設定>ショップ>スタンプ>マイスタンプから再ダウンロード
少々手間ですし、家族や友人なら「再ダウンロードしたらタグ設定が反映される(サジェスト表示される)よ!」と言えますが、それ以外の購入者さんには伝える術がありませんので、可能な限りは発売前に設定しておくとスムーズですね。
(もしかしたら、時間経過で自動的に反映される場合もあるのかも?)
タイトルや説明文に関しては
購入後に見ることは少なそうなので
あまり影響がないかもですが…
今後の購入者さんのためにも、
気付いた時点で早く修正したいですね
スタンプ画像は後から変更不可!
一方、文字情報と違ってスタンプ画像は販売開始後に変更できません。
それでもどうしても、透過忘れや塗りのはみ出しなどで、画像を修正したい・差し替えたいっていう場合がありますよね。
その場合は旧スタンプを販売停止にして、修正した画像で作った新スタンプを修正版として登録し直す必要があります。
新しく登録し直す…つまり、
差し替えはできないってことです
修正版スタンプの登録方法
旧スタンプを販売停止にする
まず、旧スタンプの方を販売停止にします。
これは、「重複するコンテンツ」だとみなされるのを避けるためです。
補足事項に書くだけではダメでした
画像差し替えについて検索して見つけた情報によると、正しい画像で新規登録をして表示情報>ライセンス証明>その他補足事項に再申請・差し替えという文言を入れればOK!という話だったのです。
わたしもこんな感じで申請してみました。
ついでだったので他にも2つの画像について字間の修正などをおこない、計3枚差し替えています。
ところが…審査方法が変わったみたいで、これでは通りませんでした><
リジェクトの実際のメッセージはこちらです。
NG画像と書かれています。
過去に提供されたクリエイティブと同一、つまり複製品であるという判断がなされてしまったんですね。
全ての言語のタイトルに「修正版」の明記が必要
ではどうすれば?ということになりますが、運営さん側もこちらのやりたいことを理解はしてくださっているようで、次のような指示が書かれていました。
全ての言語のタイトルに【修正版】など再販であることを明記したうえで、再度リクエストいただきますようお願いいたします
わたしは英語と日本語の2つの言語で登録したかったので、英語版には「Revised」、日本語版には「修正版」と入れました。
Revisedは改訂された、
改正された、修正された
などの意味です。
正直、半角40文字までしか打てないタイトルの中に「Revised」や「修正版」と入れなければならないというのはけっこう厳しかったです。
1割以上取られるわけですからね;;
念の為表示情報>ライセンス証明>その他補足事項には「スタンプID:○○の修正版です」という文章を入れておきましたが、必須かどうかは分かりません。
この後再度「リクエスト」を出して、同じ日の約6時間後に承認されました!
修正版って、意外とある!
修正版ってなんかカッコ悪いかな…
そんなに致命的なミスでもないし…
と当初は迷ったのですが、「修正版」というキーワードでスタンプを検索してみると
意外と修正版がリリースされていました。
中にはMVPを獲得しているような有名なスタンプもありましたので、「修正版」という言葉のせいで購買意欲がなくなることはないというか、修正版だからといってあまり気にしなくてもいいのかな?と個人的には思いました。
無論、修正せずに済むに
越したことはないのですが…
旧スタンプは販売停止のままにしておく
旧スタンプは販売停止のままにしています。
いわば「間違った画像」ですので、買ってほしくないわけですからね。
旧スタンプをすでに購入している人は、引き続き使用することができますよ。
ちなみにわたしは自分ですでに購入していましたが、「ありがとう」などのサジェストで新・旧両方出てくるとややこしかったので、LINEの設定>ショップ>スタンプ>マイスタンプ編集から旧スタンプの削除を行いました。
もし旧スタンプを再度使用したくなったら、設定>ショップ>スタンプ>マイスタンプから再ダウンロードが可能です。
おわりに
今回の記事では販売開始後のLINEスタンプの画像差し替え方法についてご紹介しました。
- 販売開始後、文字情報の編集は可能
- 販売開始後、スタンプ画像の差し替えは不可
- 修正版を新規登録する際は、すべての言語のタイトルに「修正版」と明記する
この記事を書いている時点ではすでに第2弾のスタンプを販売しているのですが、そちらはなんとか修正版を出さずに済んでいます。
マイページはこんな感じで、3つのスタンプが並んでいる状態です。
そうそう、過去に購入や閲覧をしたスタンプ作家の「新着スタンプ情報」がトークルーム上部の広告に出るみたいです。本当にスタンプになってるんだなぁという実感があってなんだか嬉しかったです♪
LINEスタンプの申請手順やリジェクトへの対処については、別の記事で詳しくご紹介していますよ。
これからLINEスタンプを作りたいと思っている人やリジェクトに困っている人にとって、わたしの経験が少しでも参考になると嬉しいです。
コメント