
こんにちは。
元美術教師のうさぎせんせいです。
ペンタブとCLIP STUDIO PAINT PROの使い方について悪戦苦闘する様子を、ご紹介しているシリーズです。
前回に引き続き、ドラクエ10の自分のキャラを描くことにしました。
前回うまく行かなかったクリッピングマスクも今回はばっちり活用できた・・・はず!
線画
今回のイメージ
「寝る前にスマホでゆったり読みやすいブログ」をイメージしたブログで、使うイラストを予定しています。
ということで、寝る前にスマホをゆったり見ている感じのポーズのラフを描いていたのですが・・・

なんか本当にスマホを見てるようにすると、かわいくなかったので・・・(笑

スマホを持ってこちらを見ている、うつ伏せになっている図にしました。
今回も基本は曲線ツール
途中までは、前回学んだ曲線ツールで進めました。

でも、手や服のしわはどうにも描きにくくて。
ペンツールのリアルGペンに挑むことにしました。

ちょっとは・・・慣れてきたかな・・・

線を閉じることを意識して進めて・・・ここまでの線画に、3時間ぐらいかかりました。
着色
いざ、クリッピングマスク!
前回も使わせていただいた・・・
こちらのツールで、囲って塗ります♪

どん!
前回の学びを生かして、かなり隙間をとじました。
この《隙間なく囲って塗るツール》の大きな特徴として、線画の下のぎりぎりまで塗ることができます。
線画を見えなくすると、こんな感じです。

このツールのおかげで、線画を多少細くしても影響が出にくいということになりますね♪
肌から順に着色
前回は順序立てて進めることができず・・・。
今回はなるべく、下から(奥から)順に塗っていくことにします。

右に光源がある設定です。

このあたりで、口元が気に入らなくて・・・

口を開けたり閉じたり・・・

迷走・・・(> x <)

一旦このまま保留・・・(;x;)
「顔」と「手」は、レイヤーを分けています。

目、髪

《加算》と《覆い焼き(発光)》というレイヤーの違いを知り、使ってみました。
《加算》が思ったより暗くなることと、《覆い焼き(発光)》がかなり明るくなることが分かり・・・表示を30%ぐらいにするのもアリだなと思いました。
前回も使ったはずなのですが、全然把握できてなかったです(^ x ^;)

髪のフレンチクルーラー感が気になって、おだんごの作り方を検索したり・・・。
『カードキャプターさくら』の苺鈴ちゃんのイメージだったので、苺鈴ちゃんのコスプレイヤーさんを見てみると、案外ウィッグだったり・・・。
地毛でボリュームがあるおだんごを作るには、中にスポンジ?のようなものを仕込むそうです。
ゲーム内の画像では毛糸玉みたいな巻き方なんですが、なんかそれは・・・違う気がして(^ x ^;)

思ったよりも
複雑な構造だった・・・
おだんごと、その他の頭部のレイヤーを分けることにしました。

筆先は、《不透明水彩》と《濃い水彩》です。

ここでも少し《覆い焼き(発光)》を使いました。

ここでまた口を調整して・・・

目元も調整して・・・

少し目の中を明るくしました。
服、背景

あんまりピンとくる感じの、パジャマっぽい装備がなくて・・・。
今回の服は、ドラクエのことは気にせず描きました。

背景には、《メギストリス城》というお城の形を配置しました。
かかった時間は、うっかりスクショのタイトルを上書きしてしまって・・・塗りだけで10時間近くはかかっていると思います。
そのうち2時間ぐらいは口元の調整です・・・
完成♪
文字を入れたら、こんな感じです。

顔のアップはこちら

ペンタブを購入して、約3ヶ月。
なんとかクリッピングマスクを使えるようになりました。
2月の末にはまだ、板タブか液タブか迷ってたんですよね。懐かしいです。
やっぱり液タブの方がよかったのかなぁ?と思うこともありましたが、慣れれば板タブでも特に問題ないと感じます。
手で絵が隠れないっていうところも、板タブのいいところですね。
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