こんにちは。
元美術教師のうさぎ先生です。
- 教員朝礼やホームルームの話題を探してる
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こんな方におすすめの記事です。
ニュースの内容と独自の考察を、読みやすい長さにまとめています。
ぜひ最後までご覧くださいね。
今回は「ぷよぷよプログラミング」に関する話題をさくっと紹介します。
話題は「ぷよぷよプログラミング」
家族みんなで遊べるパズルゲームとして有名なあの『ぷよぷよ』のソースコードを使ったプログラミングの授業が、情報技術科を持つ高校で実施されたそうです。
セガは2月8日、アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のソースコードを使ってプログラミングを学習できる教材「ぷよぷよプログラミング」を活用したワークショップ形式の教育カリキュラムを開発し、茨城県立常陸大宮高等学校に提供したと発表。本カリキュラムに沿った授業は2020年12月10日~1月19日にかけて、7回にわたって実施された。
https://ascii.jp/elem/000/004/043/4043521/
ぷよぷよシリーズのプロデューサーやeスポーツプロ選手も参加するという本格的なもので、実際のぷよぷよのコードを記述・改編して、生徒独自のぷよぷよを完成させることを目指す授業です。
ぷよぷよシリーズは、「ぷよ」と呼ばれるパーツの落下スピードや左右移動、回転などの調整で難易度が変化するパズルゲームなので、そこを各生徒が独自に設定するということですね。
参加した生徒からは「英語もプログラミングも苦手でうまく作れるか心配でしたが、とてもわかりやすかったです」「機会があれば『ぷよぷよ』をプレイしてみたい。プログラムを知った上で遊ぶとまた違った楽しみ方ができるのではないかと思います」などの感想が寄せられたとのこと。
https://ascii.jp/elem/000/004/043/4043521/
ふと、技術の授業の後に「プログラミングは怪文書」「何が何を指しているのか分からなかった」と口にする教え子がいたことを思い出しました。
この実施校でも全生徒がぷよぷよをプレイしたことがあるわけではないのでしょうが、こういう有名なゲームが教材だと「何をすればいいのか」や「何がゴールなのか」が分かりやすくて意欲が削がれないことが最大のメリットだと感じます。今後は高校以外にも対応していくとのことで、楽しみですね。
色覚多様性に対応!「色ちょうせい」機能を導入
セガではさらに、こんな取り組みも始めています。
色覚多様性への対応です。
「ぷよぷよ」シリーズは、1991年のリリースから、当時、“色弱”、“色盲”と呼ばれていた色覚異常者にとって、通常プレイが極めて困難なゲームだった。その症状によって黄ぷよと緑ぷよ、あるいは青ぷよと紫ぷよ、あるいはすべてのぷよが色で判別が付かず、色覚異常者は表示が滲むブラウン管に向き合い、目をこらしながら微妙な形の違いでぷよを判別するという“別ゲー”をプレイする必要に迫られていた。
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1307205.html
わたしの親戚にも、「ぷよの区別がつかないから遊びたくない」という人がいました。全く分からないわけではないけれど、すごく疲れるそうです。
学校の教材として導入するとなると、「遊びたい人だけが遊ぶ」とは異なる状況が生まれますよね。
色覚異常者への配慮は必須なわけです。
「教材としてぷよぷよ」と聞いて
「え、色大丈夫?」って……
実は思っちゃったんですよね
しかし、そんな心配は無用だったようです。
2020年9月の大型無料アップデートで『ぷよぷよeスポーツ』『ぷよぷよテトリス2』に色の強さ調整や形状での判別を可能にする「色ちょうせい」機能が導入されていました!
「ぷよぷよeスポーツ」、「ぷよぷよテトリス2」が導入した「色ちょうせい」機能は、CUDOの監修を受ける形で開発が進められ、「1型2色覚」から「2型2色覚」、「3型2色覚」までの3色覚に対応し、色の強さの調整や、色の違いがわからない方でも形で判別できるように、落下中の点滅を削除したり、形状そのものを16種類に増やすなど、“色弱者に厳しいゲーム”の汚名を返上し、いまや“もっとも色弱者フレンドリーなゲーム”となっている。
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1307205.html
教材にも「色ちょうせい」機能が反映されるのかどうか記事からは分かりませんでしたが、プログラミング教材化も「色ちょうせい」機能も、いずれも社会のニーズに合わせた前向きで素敵な取り組みですね。
まとめ
今回は「ぷよぷよプログラミング」に関する話題をさくっと紹介しました。まとめるとこんな感じです。
これまで以上に多くの人が楽しめるようになった『ぷよぷよ』に、今後も期待大です♪
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