
こんにちは。
元美術教師のうさぎ先生です。
マネーフォワード確定申告は一ヶ月無料トライアルを実施しているのですが、初めて使ってみる人にとっては無料トライアルだけでも確定申告が可能なのか?が気になりますよね。
この記事では、個人事業主のわたしが実際にマネフォの無料トライアルに登録して試してみたことや確認できたことをご紹介します。
ちなみにこれまでは…
・Excelで作った仕訳帳
・国税庁HPのe-Tax
を利用して青色申告で確定申告していました
税金に詳しいわけでも会計ソフトに詳しいわけでもないという素人目線で、マネフォの無料トライアルでどこまでできるのか?を調べてみた体験談っていう感じの記事です。

あわよくば無料トライアルだけで
確定申告が済ませられたら
ラッキー!って思いますよね…!
これからクラウド会計を使ってみたいと思っている方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
マネーフォワードクラウドを導入した理由
個人事業主になって4回目の確定申告を迎えました。
これまでExcelで作った仕訳帳を利用して国税庁HPのe-Taxを利用して申告してきましたが、わたしはMacユーザーなこともあり、Excelはあまり得意ではないどころかどちらかというと苦手なんですよね。
いろいろ調べたり整えたりする手間と時間がかかりすぎていてもったいなく感じたことと、ありがたいことにExcelでぽちぽちと打っていくのが少し大変に感じる取引量になってきたこともあり、ついに会計ソフトを導入しようということになったのです。
有名なfreeeややよいと迷いましたが、無料トライアルがあることと、なによりもサービス自動連携先が多いことを理由にマネーフォワードクラウドに登録した次第です。
マネーフォワードクラウドでは、「パーソナルプラン」が無料で使える1ヶ月無料トライアルが実施されているんですよね。

「パーソナルプラン」は
3つあるうちの真ん中のプランで、
いわゆる普通のプランのことです!
(本来は月額1,680円)
マネフォの無料トライアルでできないこと
結論を先に書いてしまうと、一ヶ月無料トライアルで青色申告まで完了させることはできないです。
無料トライアル期間中にできないことの中から確定申告の機能に絞ってご紹介しますね。
①「申告書」画面のプレビューができない
マネーフォワード確定申告の一ヶ月無料トライアルでは、確定申告に必要な「申告書」のプレビューができません。
こういう書類↓ですね。

申告書がプレビューできないということは、確定申告に必要な書類がきちんと書けているかがわからない(確認ができない)ということになります。
②「確認・提出」画面のPDF・xtxファイル出力および提出ができない
さらに…これが重要!
確定申告に必要な確定申告書と青色申告決算書(収支内訳書)のPDFによる確認やe-Tax用ファイル(.xtx)のダウンロードもできませんし、提出機能も使用できません。
こういう書類↓ですね。


え!これが出来ないなら、
「確定申告できない」ですよね!?
そうなんです、一ヶ月無料トライアルは文字通りというか、あくまでも確定申告の準備をトライアル・お試しということなんですよね。
お試ししてみて実際に確定申告に使いたいと思ったなら、課金をしてねっていうことです。
マネーフォワード確定申告の一ヶ月無料トライアルで、青色申告まで完了させることはできない
③「AI-OCRから入力(β)」が5件までしかできない
この制限自体は確定申告の完了を妨げるものではありません。不便な人もいるかも?ぐらいの話です。
マネーフォワード確定申告には「AI-OCRから入力(β)」という機能があるのですが、こちらがトライアル期間は5件までとなっています。
「AI-OCRから入力」機能とはファイルをアップロードすることで自動で仕訳候補を作成する機能で、レシートや紙媒体の領収書のスキャンからの登録も可能なんですよね。
これ、そもそも有料プランに入っていても6件目以降は1件20円(税抜)のオプションになっている機能なので、無料トライアル中に回数制限があるのは仕方ないことだなと思います。
④例外:雑所得や控除のみを申告する場合は無料で利用できます
事業や不動産の所得がなく、控除・雑所得の申告だけであれば無料でマネフォを利用可能です。
たとえば雑所得の申告や医療費控除、ふるさと納税の控除を行うだけなら使えますよっていうことですね。

でもそんな状況の人は、
わざわざマネフォに登録を
しないような気も…?
マネフォの無料トライアルでできること
では逆に、何ができるのかが気になりますよね。
①クレカ登録なしですぐ利用開始できる!
この無料トライアルは会員登録だけですぐに利用開始できます。
クレジットカードの登録は不要なのが良心的だなって思いました。
クレカの登録が必要ないっていうことは、無料トライアル終了後に自動で課金されることはないんですよね。
②仕訳帳だけなら無料トライアルで作れる!Excelよりも楽!
銀行やカードとの自動連携先が多く用意されていて、仕訳帳作りはとても楽でした!
今までExcelで苦戦しながらやっていたのはなんだったんだ…!という感じです笑

Excelで作っておいた仕訳帳と
ぴったり数字が合ったときには、
おおー!って嬉しくなりました!
一応注意点としては、楽と言っても簡単なわけではないというところでしょうか。
貸方や売掛などの会計独自の言葉は出てくるので、まったく初めての記帳ですっていう方には少しややこしいかもしれません。
③確定申告以外の機能も無料で使える!
以下のサービスがトライアル期間に利用可能です。
- マネーフォワード クラウド会計・確定申告
- マネーフォワード クラウド請求書
- マネーフォワード クラウド経費
- マネーフォワード クラウド債務支払
- マネーフォワード クラウド勤怠
- マネーフォワード クラウド給与
- マネーフォワード クラウド年末調整
- マネーフォワード クラウド社会保険
- マネーフォワード クラウドマイナンバー
- マネーフォワード クラウド契約
- マネーフォワード クラウドBox
たとえば請求書の取引先登録数の制限があるなど、有料プランと同じとはいきませんけれど、十分に「お試し」はできるようです。
④無料トライアル期間終了後も、有料プランにデータは引き継がれる!
入力したデータはトライアル終了後も引き継がれます。
課金して継続利用したい場合も、これなら便利ですね。
マネフォの無料トライアルが終了したらどうなる?
自動的に有料プランに移行することはない
前述のようにマネフォの無料トライアルはクレジットカードの登録が不要でしたので、自動的に有料プランに移行するとか、自動的に月額料金が発生するということはありません。これは安心ですね!
2か月だけ70%OFFで契約できる
実はわたし、無料トライアルを契約した後で2ヶ月分だけ月額プランに入ったんです。
というのも…わたしが無料トライアルを利用した際には、翌日までに課金登録で利用料を70%OFFに値下げするキャンペーンが行われていたんですよね。
個人事業主の月額プラン料金を2ヶ月分70%OFFしてくれるということで、パーソナルプランなら月額1,680円がなんと2ヶ月で1,000円(500円×2ヶ月)になります!(税抜き表示です)
翌日までに課金っていうのは「もう少しトライアルさせてよ…」とは思ってしまいましたけれど、1,000円ならいいかなと思って、月額プランを2ヶ月だけ契約してみましたよ。
これで確定申告のいわば本番の機能をお試ししてみて、使い勝手がよければ今後も続けて契約しようと思っています。

2月に無料トライアルを開始して、
4月まで2ヶ月分課金したので
確定申告の期間がすっぽり収まりました
このキャンペーンには以下のような適用条件がありますが、問題なくクリアできる方が多そうです。
翌日までに課金登録で利用料値下げ!月額プラン料金2ヶ月70%Off!(個人事業主さま向け)適用条件
翌日までに課金登録で利用料値下げ!月額プラン料金2ヶ月70%Off!(個人事業主さま向け) | マネーフォワード クラウドの料金・プラン管理サポート
- 2021年3月31日以降に新規作成した事業者であること
- 新規作成した事業者の区分が「個人事業主」であること
- 決済方法がクレジットカードであること
- 対象プラン(月額パーソナルミニまたは月額パーソナルプラン)を契約していること※1
- 対象プランの契約日が、事業者新規作成日から翌日までの2日間以内※2であり、初回申込みであること※3
一つ目の「2021年3月31日以降に新規作成した事業者」っていうのが、わたしは勘違いで開業日のことかなと思ったのですが、これはどうやらマネフォに事業者として新規登録した日ってことみたいです。
マネフォの無料トライアルの裏技?確定申告はe-Taxを使えば…
たとえば仕訳帳だけをマネフォで作って、確定申告の作業自体はe-Taxを利用するということであれば、無料トライアルだけでも確定申告が可能だといえます。
ただし基本的には取引が発生したら即記帳するということが原則である(特に青色申告)ので、仮に「一年分の入力を溜めておいて無料トライアルの期間に一気に仕訳帳を作る」とすれば、それは正直グレーかな…?と思うところはあります。

売上が発生した日ごとに記帳することが
原則というか理想ではあるんですよね
それに仕訳帳を見ながらe-Taxに入力していくのってけっこう大変で、ミスしそうな部分もたくさん出てくるし、時間も手間もかかるので、それなら素直に課金してマネフォから確定申告してしまった方が確実だし結果的にいいかもしれません。
似たような使い方で「毎年3月だけ月額プランで課金する」という人も中にはいらっしゃるようですが、マネフォの制度的には可能だけど記帳の原則的には微妙っていうことみたいです。
おわりに・まとめ
今回は、マネーフォワード確定申告の無料トライアルだけで確定申告ができるかどうかについてご紹介しました。

結論としては無料トライアルだけで青色申を完了することはできないということがわかりました。
少し残念な結果になりましたが、トライアルはあくまでもトライアルということです><
とはいえトライアル開始後に月額70%OFFキャンペーンもありますし、なによりこの手のソフトは実際に触ってみないと使い勝手や相性がわからないものなので、まずはトライアルしてみることが大切なんですね!

freee、やよいなど…
無料トライアルOKのクラウド会計は
マネフォ以外にもいろいろあります!
これからクラウド会計を使ってみたいなと思っている方にとって、わたしの経験が少しでも参考になると嬉しいです。
コメント