
こんにちは。
元美術教師のうさぎ先生です。
確定申告4回目にして、ついにExcelによる仕訳帳からマネーフォワード クラウド確定申告
に移行しました!
マネフォを導入してみたらすごく楽になったのですが、導入後に何をしたのか、具体的にどの機能がよかったのかについて備忘録的にまとめておくことにしましたよ。

これまでは…
・Excelで作った仕訳帳
・国税庁HPのe-Tax
を利用して青色申告で
確定申告していました
ちなみにわたしは税金に詳しいわけでも会計ソフトに詳しいわけでもなく、そしてExcelはちょっと苦手です。
- Excelでの仕訳帳作成に困っている
- 会計や簿記にはそれほど詳しくない
- これからクラウド会計を使ってみたい
- マネーフォワードクラウドの口コミを知りたい
こんな方におすすめの内容になっていますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
マネフォの無料トライアル登録完了後にとりあえず試してみたこと
銀行やクレジットカードの自動連携
無料トライアルの登録を終えると「青色申告To Do リスト」というものが表示されるので、流れのままに銀行やクレジットカードを連携しました。

連携後、すぐに「未仕訳○件」という形で取引が表示されましたよ。

自動連携ってすごい…!
マネフォはかなり多くの銀行・クレジットカード・電子マネーが自動連携対応しているほか、銀行・カードのサイトから取引明細のCSVをダウンロードして手動でインポートすることも可能です。
自動仕訳の機能
自動連携した「未仕訳」の内容を自分で消耗品費だとか売掛だとかって仕訳していくんですけれど、マネフォには自動仕訳の機能があるんです。
わたしが使った印象だと、自動仕訳の機能は正直あんまり必要ないっていうか「違う、そうじゃない」っていう仕訳内容になってしまうことが多かったです。
取引数が多くなっていくとAIが学習してくれて、もっといい感じになるのかもしれませんね。
仕訳作業にあたってはどうしても貸方や売掛などの専門用語というか会計独自の言葉は出てくるので、まったく初めての記帳ですっていう方には少しややこしく感じるかもしれませんが、これまでに自力で確定申告をやったことがある人なら特に詰まることなく進められると思います。
専門用語はちょっと…という方向けにはfreeeのほうが向いているってよく聞きますが、個人で事業をやっていくなら会計の専門用語もある程度知っておいた方がいいような気もします。ここはお好みでというところですね。
レシートや領収書のデータを仕訳帳に添付
「マネーフォワードクラウドBox」という機能により領収書のデータを仕訳帳に添付することができて、電子帳簿保存法に対応する形で保存できるんですよね。
PDFやCSVのデータを使うこともできますし、解像度などの条件付きですが紙のレシートをスキャンしたデータを添付することも可能です。
これはExcel仕訳帳の時代にはない会計ソフトならではのメリットというか、整理がすごく楽になりました!
アフィリエイトサービスと自動連携
マネフォはA8.net
ともしもアフィリエイト
も自動連携が可能で、これがfreeeややよいにはないマネフォ独自の強みなんですよね。

品名まではさすがに出ないものの、日々の細かい取引がすべて連携されます。
ほかにはココナラ・BASE・Airレジ・クラウドワークスなどの著名なビジネスサイトとも自動連携が可能ですので、なるほどたしかに自動連携の幅広さを理由にマネフォを選ぶ人も多いだろうなって思いました。

Excelに手入力するより確実だし
かなりの時短にもなる…!
これまで3年分のExcelデータをマネフォにインポートしてみた
マネフォは会計年度を過去に戻すことが可能なので、開業費用なども含めた初年度の最初のデータからすべてをインポートしてみました。

Excelでの仕訳帳の計算が
もし間違っていたら…
修正申告しようかと思って
Excelのデータは作っておいたものをそのままアップできるわけではなくて、取引明細(出納帳形式)のテンプレートをダウンロードして、そこに必要項目を貼り付ける形です。
データ連携>新規登録>エクセルに手入力した取引明細

会計年度を変更した後は、いま何年度分を触っているのかをよく確認しながら進めていきますよ。
過去の分を入力してみるのは機能を使う練習になってちょうどよかったです。

一番古い会計年度から始めて、
「次の年に引き継ぎ」していくと
開始仕訳もきれいに整理されます!
このとき、A8.netなど自動連携にしたビジネスサービスについてはExcelでインポートしてしまうとデータが重複するのかなと思ったのですが、過去分については「現在、仕訳できる取引データはありません」になりました。
「2025年の今になって2023年の分を自動連携で入力」はできないっていうことみたいですね。(連携先によるのかもしれません)
過去の分は一度入力すればあとは基本的に修正することもないはずですし、複数人で同一帳簿を扱う場合の事故防止という意味もあり、設定で「会計年度を超えた操作(書き換え)を禁止する」ことが可能です。
Excelからマネフォにして特によかったことまとめ
そんなわけでマネフォにしてよかった!と思っているのですが、特に助かったことや便利に感じている機能をまとめてみました。
- 銀行やビジネスサイトと自動連携機能ができる!
- 領収書の電子データを仕訳帳に添付できる!
- いつでも過去の会計年度に遡ることができる!
- Excelのデータをインポートできる!
- さまざまな機能によりミスが起きにくい!
聞くところによると自動仕訳についてはfreeeが強いらしいんですけど、個人的には各種ビジネスサイトとの自動連携のほうが重要なので、マネフォにしてよかった!って思っていますよ。
あとはわたしは使っていないのですが、マネーフォワード家計簿のスマホアプリを使用している人にとっては、会計ソフトもマネフォにするといろいろ連携できて便利なんだそうです。

このあたりは何を重視するかや
自身が何が得意なのかによって
選び方が変わってきますよね
おわりに
今回は4回目の確定申告を迎えたわたしがExcelによる仕訳帳からマネーフォワードに移行した際にやってみたことや、便利に感じた機能についてまとめてみました。

確定申告についてはこんな調査も行われていて、確定申告に必要な作業で最も時間がかかるのが「必要書類のとりまとめ」、次いで「データの集計」だと言われているそうです。
ちなみに、わたしが作成した過去のExcel仕訳帳データには幸いなことに誤りがなく、修正申告せずにすみました。よかったです…!
もちろんマネフォだって入力ミスやシステム障害の可能性はゼロではありませんが、Excelの時代と比べれば計算間違いや計算式のミスに震えることなく会計処理ができるし確認作業にとられる時間も少なくて済むので、安い金額だとは思いませんけれど会計ソフト代って必要な経費なのかもって思うようになりましたよ。

Excel帳簿付けを経験したからこそ
会計ソフトの有り難みと必要性を
より一層感じるのかもしれません
これからマネーフォワード クラウド確定申告
を使ってみたいなと思っている方にとって、わたしの経験が少しでも参考になると嬉しいです。
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