こんにちは。
元美術教師のうさぎ先生です。
- 教員朝礼やホームルームの話題を探してる
- 最近の学校教育にまつわる話を知りたい
- 美術の教材作りのきっかけが欲しい
- 教員採用試験対策でニュースを遡りたい
こんな方におすすめの記事です。
ニュースの内容と独自の考察を、読みやすい長さにまとめています。
ぜひ最後までご覧くださいね。
今回は「新型コロナ感染を隠す先生」に関する話題を紹介します。
話題は「新型コロナ感染を隠す先生」
尼崎市立小学校の教諭 新型コロナ感染確認後に授業|サンテレビジョン
クラス担任を持つ小学校教諭が新型コロナウイルスに感染後、勤務先の学校に報告せず、また保健所の許可を待つこともなく、夏休み明けに出勤していたというニュースです。
緊急事態宣言の最中であったこともあり、テレビなどでも大きく話題になりました。
居住地の保健所から尼崎市教委への在籍確認電話をきっかけに発覚したということで、教諭本人からの申し出ではなかったようです。
症状が軽かったことで事態を軽視したのか、周囲からの叱責を恐れたのか…。
出勤してしまった理由は定かではありませんが、8月31日から9月6日まで休校となったということで、結果的に多くの人を巻き込む結果となってしまいました。
状況をフォローする先生方も、
とても大変だったことでしょう…
新学期早々に…
ちなみに本来は、「陽性判明から10日が経過し、さらに症状が軽くなって3日が経っていないと出勤は認められていない」とのことです。
この後の続報によると、当該教諭が担任するクラスから児童2人の陽性が判明しました。
濃厚接触者の認定はされていないそうですが、保護者の心中を考えると「先生のせいだ!」と言いたくなる状況だろうなぁ…と察します…。
感染保育士に出勤隠し指示、大阪 認可保育園、保健所の調査免れる|日本経済新聞
一方こちらは、勤務先の保育園に感染を報告したところ出勤したことを隠すよう指示されたというニュースです。
ちょうど休日を挟んでの罹患発覚で、月曜日の出勤を隠せば保健所による園への集団調査を免れることが出来る状態だったそうです。
園長が当該保育士に対して「月曜に出勤していない、と保健所に説明するように」と指示し、保育士はそれに従ったとのことですが…こちらも結局発覚後に大きなニュースとなり信頼を失い、多くの人を巻き込む結果となっています。
その後、感染経路不明ということではありますが、当該保育園では別の保育士1人と園児2人の感染が確認されています。
隠蔽の原因は何?
新型コロナウイルスに感染してしまうこと自体は誰にでも起こり得ることですから仕方がないとして、「普通」ならば隠さずに報告しますよね。
自身や勤務者の感染を正直に報告することが出来ないほど教育現場は多忙を極め恒常的に殺伐としている証、あるいは正常な判断をすることが困難なほど疲弊しているあるいは未熟な教職員が存在し、それを未然に防ぐほどのフォロー体制が整っていない証、ということなのでしょうか。
隠蔽により、周囲の教員にとっては
一層多忙化してしまったとしか
思えません…気の毒…
コロナ禍で、教育現場の仕事は増えるばかりです。
しかし子どもたちの心身の健康を守る立場である教育現場だからこそ、いずれの話題もあるまじきニュースです。今後このようなことを起こさないような状況を目指すことが、全国的に求められます。
まとめ
今回は「新型コロナ感染を隠す先生」に関する話題を、さくっと紹介しました。まとめるとこんな感じです。
嘘をつき続ける=その後の問題を大きくすることでしかないっていうのは、大人が子どもに教育するべき内容であるはずなのですが…残念です。
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