こんにちは。
元美術教師のうさぎ先生です。
- 教員朝礼やホームルームの話題を探してる
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こんな方におすすめの記事です。
ニュースの内容と独自の考察を、読みやすい長さにまとめています。
ぜひ最後までご覧くださいね。
今回は「マスクがテーマの自由研究」に関する話題を2つ紹介します。
話題は「マスクがテーマの自由研究」
小学生の女の子が全国の知事のマスクを調査した自由研究『THE!47チジノマスク』が面白い! | FUNDO
47人の都道府県知事がマスクを着用した状態の似顔絵は、細部までよく観察して描かれています。
ひとことで「マスク」と言っても不織布のマスクの知事もいれば、ご当地キャラや地元の特産品を取り入れた布地を用いたマスクの知事、フェイスシールドと併用している知事など、特徴をしっかりと詳しく調べ上げて文章化しているところも魅力的です。
日々の報道で何気なく見ている各知事の姿ですが、こうしてじっくり観察するとさまざまな発見があることを改めて気付かせてくれる自由研究ですね。
ベースとなるワークシートはシンプルながら必要な要素がきちんと抑えられており、保護者の方が作成したのかなと推察します。
調査をするのはあくまで本人だけど、保護者の方が陰ながら支えているということが感じられました。
今後また何かを調べたくなったときには、今回の経験を生かして、ワークシートも自分で作成出来るようになるかもしれませんね。
ウレタンマスクの超アップ画像に「すかすかだ」「すごい説得力」 小5の夏休み研究にネットで称賛の声|まいどなニュース
布製やウレタン製は医療用のサージカルマスクや不織布製に比べて感染リスクを低減できないことが知られていますが、こうして拡大写真で見比べてみるとその差は一目瞭然です。
自身の趣味である裁縫から興味を発展させているところが素晴らしいですね。
自由研究に限ったことではありませんが、「やらされたからやること」ではなく「本人がやりたくてやること」というのは、やはり説得力が違うなと思います。
わたし自身が小学生の時は、
母親が研究テーマを決めてしまい
それを一緒にやるって感じで…
「自分の研究」ってあんまり
思えませんでした。
ちなみに顕微鏡は大人用の特別なものではなく、進研ゼミの付録で入手したものだそうです。
こうした活用例を目にすると、きっかけとしての道具を与えることの大切さを大人として強く感じます。付録を企画した担当者さんも嬉しいでしょうね。
まとめ
今回は「マスクがテーマの自由研究」に関する話題を2つ紹介しました。
コロナ禍だからこそ生まれた研究ですね。
来夏には、マスク生活を懐かしく思える日々があるといいのですが……。
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