
こんにちは。
元美術教師のうさぎ先生です。
- 美術室にどんな本を置けばいいのか分からない
- 授業や部活で役立つ、生徒用資料になる本を知りたい
- 生徒へ説明するときに、教師の補助として役立つ本を知りたい
こんな方におすすめの記事です。
権利の都合上中身は載せられないのが残念ですが、生徒用資料の一例として、現役の先生やこれから先生を目指す人に役立ててもらえると嬉しいです♪
もくじ
今回は《刺繍》にまつわる本
刺繍と聞くと、ピンポイントな感じがするかと思うのですが・・・。
衣装や小物に刺繍された模様として使ったり、背景の壁紙の模様として使ったりと、意外と読まれていました。
世界のかわいい刺繍 /誠文堂新光社
ただかわいい♪というよりは結構奥が深くて、民族学にも通じるような一冊です。
ファンタジーな世界の絨毯の模様にしたり、平塗りで背景に模様として使ったりと、様々なバリエーションで活用されていました。
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刺しゅうの図案とデザイン /新星出版社
動物や人魚姫など、かわいい形がたくさん載っています。
刺繍としてだけではなくて、デフォルメキャラクターとして参考にする生徒もよく見かけました。
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A-Z アルファベット 刺しゅう 547 /朝日新聞出版
アルファベット刺繍がいろいろ・・・ということで、刺繍というよりはレタリングの参考に見る生徒も多かったです。
ロゼットやエンブレムに囲われた文字もあり、漫画を描く生徒が校章やチームの紋章のようなものを考えるときにも役立っていました。
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おわりに・美術の先生としての指導上の留意点
著作権に関する指導も重要です。本に載っている写真や絵を自分の作品としてそのまま描いてしまわないように・・・という指導を欠かさないように気をつけていました。
ポーズや情景をそのまま描くのではなく、あくまでもこのポーズや情景はヒントであること、《自分の中から主題を生み出すこと》の大切さと尊さを伝えていました。
「先輩はこの本を参考に、こんな絵を描いていたよ」と過去の生徒作品を照らし合わせて説明すると、《自分の中から主題を生み出すこと》が大変だけど素晴らしいということに納得してもらいやすかったです。先輩たちに感謝ですね♪
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