
こんにちは。
元美術教師のうさぎ先生です。
- 美術室にどんな本を置けばいいのか分からない
- 授業や部活で役立つ、生徒用資料になる本を知りたい
- 生徒へ説明するときに、教師の補助として役立つ本を知りたい
こんな方におすすめの記事です。
権利の都合上中身は載せられないのが残念ですが、生徒用資料の一例として、現役の先生やこれから先生を目指す人に役立ててもらえると嬉しいです♪
今回は《大型動物》にまつわる本
実際に見たことがなくても、飼うことはできなくても・・・表現してみたいロマンが詰まっているのが大型動物です。
決めたテーマに対しては自身で資料を持参する生徒も多かったので、美術室にはその前に使うきっかけづくりの本を置いていた感じです。
『地球動物記』岩合光昭 /福音館書店
この本はもう本当に、どのページを見ても物凄い迫力で・・・。
猫の写真で話題になることが多い岩合さんですが、わたしが最初に岩合さんを知ったのは、何の雑誌だったか・・・
いやテレビだったかな・・・忘れた・・・けど何かで特集されていた、ヌーの群れの写真だったと思います。
生徒のために本を買う予算があるなら岩合さんの迫力ある写真の本を買いたいなぁと、着任してかなり日の浅いうちにこの本を選びました。
この本で初めて知る動物も多く、そこからキーワードを自分で調べて・・・という生徒もいました。
昔TBSで放送していた『どうぶつ奇想天外!』という番組が好きだったのですが、そこにも岩合さんが関わってらした様子です。今はもう、そういう番組に出会う機会は難しいのかな?
『ぱんだ』岩合光昭 /クレヴィス
本屋さんで、いいなぁと思って手に取った本が岩合さんの本だった・・・というのが、動物写真集あるあるではないでしょうか。
パンダが描きたいっていう声は結構多くて、パンダだけの本を導入しようと思って選んだ本です。
記事作成時現在、楽天でもYahooでも、意外と取り扱いがなかったです。近所の本屋さんで探してください・・・。
おわりに・美術の先生としての指導上の留意点
著作権に関する指導も重要です。本に載っている写真や絵を自分の作品としてそのまま描いてしまわないように・・・という指導を欠かさないように気をつけていました。
ポーズや情景をそのまま描くのではなく、あくまでもこのポーズや情景はヒントであること、《自分の中から主題を生み出すこと》の大切さと尊さを伝えていました。
「先輩はこの本を参考に、こんな絵を描いていたよ」と過去の生徒作品を照らし合わせて説明すると、《自分の中から主題を生み出すこと》が大変だけど素晴らしいということに納得してもらいやすかったです。先輩たちに感謝ですね♪
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